リコメンダー ナルトプロダクツ/山形県出身、もうすぐ仙台で暮らした月日の方が長くなる30代後半のフリーライター。グルメというよりただの食いしん坊だが、日々の取材の中で食に関わる人々の真剣さや熱意を何とか伝えるべく奮闘中。趣味はタテモノ探訪、音楽・舞台鑑賞。
宮城を食べる、季節を味わう。カキの季節がやって来た!
掲載日08-10.03
いよいよ冬の旬が到来! 宮城のカキがおいしい理由とは?
宮城の冬を代表する魚介のひとつ・カキ。養殖技術の高度化や町をあげての水質保全によって味も安全性も充分に保たれており、しかも三陸で水揚げした翌々朝には仙台市場に並ぶ、という新鮮さです。なぜ“翌朝”でないのか、その理由は、あるカキの養殖家さんが教えてくれました。その養殖家さんが加工所を構える浜では、夕方にカキ棚から水揚げ船が戻ります。そのカキはきれいな水の中で一晩かけて泥や砂を吐かせ、それから手早く殻むきを行いパッケージングされます。その間、約一昼夜。どんなに急いでも各方面へ向けて発送するのは夕方になるので、市場に並ぶのはその翌朝となるわけです。泥を吐く時間を必要とするのも、天然に近い養殖方法を採っているから。安全性とおいしさを突き詰めた“時間”が、食卓までの道のりにあるのです。
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